IN THE MEMORIES=想い出たち

ユユニオンスクエアを囲む低い網のフェンスには被災して亡くなった方々を偲ぶ手紙や写真が貼り付けられていました。中には行方不明者の家族がわずかな希望にすがるように行方を捜す中身のものもありました。

愛するものたちへの哀悼と安らかな眠りを祈る心に、宗教や民族の違いはありません。悲しみが愛へと変わっても、愛が憎しみに変わらないことを私は祈らずにいられませんでしたが、すくなくとも、アメリカにキリスト教信仰がいまだに根付いていることを感じることができて、心が少し安らぎました。

信仰が政治に利用されないように・・・・・信仰が政治を動かすことができるように・・・・・神様の祝福と導きが全ての人々と共にありますように・・・・各国のリーダーたちが上からの智慧で満たされますように・・・・人々の心から憎悪を取り去り、愛で満たしてくれますように・・・・アーメン


BOB-ROB-BOBBY, WE LOVE YOU

BOB, ROB, BOBBY......おそらく彼は多くの友達からそれぞれ3種3用のニックネームでよばれたのでしょう。ボブもロブもボビーもロバートという名前の愛称。上の写真の右の隅の写真がこれです。

YOU ARE OUR LIGHT THAT WILL NEVER GO OUT

君は消えることのない私たちの光だ。

この写真によると、彼は2001年9月11日、ユナイテッド航空175便に搭乗していたようです。まるでアクション映画の一場面かと目を疑った、ツインタワーを突き抜けていくあの2機の航空機のひとつに乗っていて亡くなってしまったのです。

おどけた笑顔が彼の人柄を物語っていて、リアルな現実が私の心の中にも重くのしかかってきます。


アメリカンドリームの象徴=WTC

まさかあのワールドトレードセンター(WTC)が跡形もなく倒壊してしまうなんて・・・・アメリカの歴史は移民の歴史。建国の成り立ちをたどれば、必ず訪れなくてはならないのがエリス島。アメリカ合衆国移民局があった島で、ここを無事通過しなければマンハッタンには上陸できない。

長旅の末の健康状態によって、言語習得状況によってはすぐに上陸許可が下りず、何ヶ月も足止めされることもあった。

エリス島からは目前に広がるマンハッタンの夜景と自由の女神像をただあこがれをもって、見つめるばかり。

21世紀を迎えたいま、このエリス島から一番めにつくのが、このツインタワーだった。移民の力で世界一の経済力を誇り、世界の金融の中心となったニューヨークにとって、自由の女神、エリス島、エンパイアステートビルディング、と並らぶ、現代アメリカ社会の最大の象徴だった。

■ 被災地レポート

1/UNITED WE STAND=団結して立ち上がろう
2/SQUARES=広場(タイムズ&ワシントン)
3/PRAYERS=祈り(献花に訪れる人は絶えない)
4/MEMORIES=想い出(突然いなくなった貴方へ)/このページです。
5/ONE BLOC TO WTC=ワールドトレードセンターへ1区画
6/ON THE STREETS=マンハッタンの街角で
7/WHITE HOUSE FAR AWAY=遠きホワイトハウス

編集後記


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